塗装にはどんな種類があるの？｜ライズワンペイント株式会社

こんにちは。
千葉県白井市の塗装屋さん、ライズ・ワンペイントです。

この数日で、ぐっと寒くなりましたね。

今回は、塗装の種類について見ていきたいと思います。

塗装の種類別単価、耐久性は？

塗料の種類	耐久年数	相場価格	塗料の特徴
アクリル塗料	3年～5年	900円～1300円/㎡	軽量で低価格。こまめに塗り替えたい方に向いています。
ウレタン塗料	7年～10年	1500円～1700円/㎡	アクリル塗料に比べると耐久性、防水性が上がため、コストパフォーマンスが良い塗料です。
シリコン塗料	10年～15年	2000円～/㎡	耐水性、耐久性がウレタン塗料よりも性能も良く、耐用年数が上がります。価格帯は上がりますが、現在主流となっている塗料です。
フッ素塗料	15年～20年	3000円～/㎡	耐用年数も長く、耐水性・耐久性など性能が上がっていますが、価格が高いため、費用対効果をお考えの上お選びください。
ラジカル制御形塗料	12年～15年	2500円～3000円/㎡	ラジカルとは、塗料の白色顔料が太陽光を吸収することで発生する物質で、塗膜劣化原因となります。この発生を制御する塗料です。
無機塗料	20年～25年	4500円～5500円/㎡	有機物を限りなく少なく配合しているため紫外線などによる劣化が少なく、塗膜が長持ちするため、耐久性が高い塗料です。
光触媒塗料	15年～20年	4200円～5000円/㎡	【注意】この塗料は2017年6月26日で生産が中止になりました。もし販売業者に提案されたら、他社で相見積もりを取るようにしましょう

メーカーにより単価、耐久年数に幅があり、また同じ塗料でもグレードの違いがあるため、単価や耐久年数に幅を持たせて、掲載しております。

よくお問合せで「塗料は表示されている耐久年数だけ必ず持ちますよね？」と聞かれることがあります。

「必ず持ちます。」とお伝えしたい気持ちはやまやまですが、表示されている耐用年数は、人工の太陽光を室内で浴びせて試験した結果が書かれています。
この試験では、自然光よりも強い光を当てるため、年数を早送りする方法で劣化する症状を確認することが出来ます。

しかし室内での試験のため、雨や塩害、凍結などと言った、太陽光以外の劣化させる要素では試験させていません。

そのため、実際に塗装された壁では、資料の耐用年数ほど外装塗装が持たない、といった現象が起きてしまう場合があります。

外装塗装を検討される際は、塗料の耐用年数ほど実際にはもたない場合もある、ということを心のどこかに留めていただけたらと思います。

いかがでしたか？もし「もっと詳しく聞きたい！」と思われた方はいつでもお問い合わせください。

今回で2020年最後の投稿となりました。お付き合いいただきありがとうございました。また、2021年もどうそよろしくお願い致します。

ご不明な点がありましたらお気軽に、千葉県白井市の塗装屋さん、ライズ・ワンペイントへお問い合わせください。