コンクリート打ちっぱなしの外壁塗装

今流行りのコンクリート打ちっぱなし壁

一戸建てといえば、木造が一般的でしたが、さまざまな建材が進化している現代では、住宅に使われる素材も木だけではなくなりました。
鉄筋コンクリートもありますが、外壁は木造とほぼ同じ。
今はコンクリート造りの家もかっこよくて多く見かけるようになりました。

ドラマに出てくるような家の外観やスタイリッシュさに個性を感じる人も多いのではないでしょうか。

そういったコンクリート造りの家の外壁はメンテナンスがいらないと思いがちですが、実は、ほかの素材で作られた家と同じでメンテナンス、外壁塗装が必要になってくるのです。

コンクリート打ちっぱなしの家に住んでいる方、またはこれからコンクリの家を建てようと思ってらっしゃる方、必見です。

コンクリート打ちっぱなし壁の特徴

頑丈で、耐震性・耐久性・遮音性に優れているコンクリート打ちっぱなしの外壁には、実はデメリットとして、劣化がほかの外壁よりも早いということがあげられます。
表面が汚れやすく、ひび割れもしやすい特性があるのです。

ほかの素材に比べると、外壁塗装の修正、メンテナンスの周期が多くなってきます。

さらに劣化することで目立ちやすいのも、デメリットの一つです。
表面のよごれや、ひび割れしやすいのもありますが、天然の石材と比べて吸収率が高く、湿気に弱いので劣化が早く目立ちやすいということが特徴なのです。

そういったコンクリート打ちっぱなし壁は、表面には防水性の高い撥水剤を塗布した状態で引き渡すのが一般的で、撥水剤の耐用年数は、4~8年と言われています。

コンクリート打ちっぱなしの劣化症状

コンクリート打ちっぱなし外壁の劣化症状とは

・ひび割れ
・シミ、カビ
・建物内部への水の侵入
・コンクリート表面のはげ、汚れ

があげられます。

ひび割れは、乾燥で起こります。温度差が開くと働きが追い付かないことでひび割れを起こします。凍ってしまうことが原因の物も多いです。

シミの発生は、コンクリートは水分を吸収しやすいという性質があるため、雨水を表面にとどめてしまい、水垢などが黒ずみとして残ってしまいシミになります。

カビは、日当たりがよくないところでは、水を吸収しているところに、コケの胞子やカビ菌が繁殖してしまい、カビが発生してしまいます。

コンクリートは水の吸収がよいため、撥水剤の効果が落ちたり、温度差でコンクリート内部が劣化することで、どんどん奥に侵入してしまいます。そこにひび割れなどしようものなら、内部まで水が浸入しやすくなっています。

コンクリートは雨や空気中の炭酸ガスに触れることで中性化していきます。そうすると中の鉄筋が錆びてしまい、膨張をはじめてしまいます。膨張圧がかかると、コンクリートが破壊されて、表面が剥離してしまいます。

こうした劣化は、高圧洗浄後、下地補修でカバーしていきます。
ひび割れの場合は、コーキングをして、小さなひび割れなどは、超微粒子のセメントなどで平らにする、セメントフィラーなどの下地調整塗料を塗っていく補修を行います。

コンクリート打ちっぱなしの修正で使われる塗料

塗料の中で一般的なのが水をはじく作用のある疎水剤を塗るというもの。
ただ、耐用年数が3~7年と短いので、スパン短くメンテナンスが必要になります。

またカラー塗料に着色剤を混ぜたカラークリヤー塗料というものを使うこともあります。
透明の色付き塗料で、サビ止め、防水性、塗装ムラ防止などの効果が期待できるほか、耐用年数は高くて5~10年と言われているのでここ最近は使われている塗料です。

また、弾性塗料を使用する場合もあります。
主にひび割れなどの下地補修を行うことでコンクリートの壁には補修のあとが残ります。
その補修跡を含めて外壁を塗りつぶしてくれます。

さらに光触媒塗料を使用するのも一つ。
コンクリートの模様やシミを描きてコンクリートを再現してくれます。
汚れをつきにくくするほか、カビの発生を防いだり、遮熱効果もあるのです。

これらの塗料は家の環境や造り方で変わってくるので、外壁業者に問い合わせにて相談してみるとよいでしょう。
また、コンクリート外壁経験のある業者に問い合わせするのが確実です。

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